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あぴ~る 第122号

VGF(Vertical Gradient Freezing)出荷

昨年の秋口から製作していました、VGF(Vertical Gradient Freezing)18号炉が、25日に工場から搬出されました。この製品を製作するのは12年振りで、当時製作に携わった中心社員のほとんどが定年退職してしまい非常に苦労しましたが、ようやく出荷に漕ぎ着きました。出荷作業は、本体をベース部とコラム部に2分割にします。コラムの重さは約16t、立った状態で工場から搬出するため工場の屋根を一部剥ぎ120tクレーンで吊上げます。搬出作業は工場内外で行われるのと、更に製品が大きいため吊り荷のバランス、荷の揺れを考慮し数ミリ単位の慎重をきたす作業でクレーンのオペレータと玉掛け作業者の息が合わないと大きなミスや事故に繋がる作業です。当日の作業は順調に進み製品もトレーラーに積み込まれエンドユーザーへと輸送され、翌日26日に据え付け工事が行われ無事終了しました。

VGF VGF

第65回秋田県溶接技術競技会

秋田県溶接技術競技会3月2日(土)潟上市の秋田県職業能力開発促進センター(通称、ポリテクセンター)に於いて第65回秋田県溶接技術競技会が行われました。今大会は、溶接技術の向上と産業界の発展に貢献をすることを趣旨とし、65回と長きに亘って開催されてきました。今年度の大会には、被覆アーク溶接の部に13名、炭酸ガスアーク溶接の部に45名が県内の企業を代表し腕を競い合いました。その中で、日本精機からは被覆アーク溶接の部に4名、炭酸ガスアーク溶接の部に2名出場しました。大会前日には、出場選手に対し倉部会長と石塚社長が選手に「普段通りの力を全員が発揮し是非、昨年に引続き最優秀事業者賞を受賞出来るように」と選手を激励しました。

大会当日は「外観検査」のみ行い、後日「放射線検査」「曲げ試験」が行われました。4月中旬に最終審査が行われ入賞者が発表されます。

なお、この大会での各部門の最優秀者は11月に行われる、第65回全国溶接技術競技会、九州・沖縄地区開催の「沖縄大会」に秋田県代表として推薦されます。

経済産業 関芳弘副大臣来社

15日に経済産業 関芳弘(せき よしひろ)副大臣が工場視察のため来社いたしました。工場内全体と製作中のVGF18号炉や高性能三次元測定機の見学をされ、滞在時間は1時間と短かったのですが、とても貴重な時間となりました。

関副大臣のフェイスブックにも投稿されました。

経済産業 関芳弘副大臣来社