大型複合Y軸旋盤導入
7月5日(木)、複合Y軸旋盤・山崎マザック製のINTEGREXJ-400が工場に搬入、設置されました。大型旋盤の導入は前回のINTEGREX300Ⅳに継ぐ事業計画です。複合Y軸旋盤の能力ですが、加工径最大φ400加工長700㎜です。このマシンの特徴は、従来、旋盤・フライス加工を行っていた工程を1台で加工可能になる。さらに5°割の斜め穴加工ができることです。その他、複合Y軸旋盤を導入することにより、加工時間の短縮と加工精度がUPするためコストダウンを図ることができると期待しています。機械設置後には、メーカーからの指導員によるオペレーター操作実習が行われ、加藤亮太社員が1週間受講しました。
翌週7月17日(火)11時より、秋田八幡神社による安全祈願祭を執り行いました。祈願祭には来賓として、タルイシ機工(株)様と北都銀行様から参列して戴きました。機械のお祓いをした後、倉部社長がメイン起動スイッチオンで本格稼働に入りました。

発電施設の溶接施工
7月13日発行の秋田さきがけ新聞「再生エネ新時代・県内企業の取り組み3」に、発電施設の溶接施工ができる本県で唯一の会社として、弊社が紹介されました。 記事の内容は、原発事故を受けて地熱開発の関心が高まる中、環境省が今年の3月に一定の条件を満たせば公園内でも開発を認める方針に転換しました。県内では3地熱発電所が稼働しており、発電認可出力は全国3位です。今回の規制緩和以降、初めて全国で国立・国定公園において掘削が行われる見通しなのが栗駒国定公園です。このように規制緩和を機に「東北の地熱開発は進む。当社の出番も増える。」と期待を込めた石塚専務のコメントが掲載されました。
日本精機あれこれ
○インターシップ
秋田工業高校からの3名の生徒さんによるインターシップが行われました。7月3日~5日の3日間という短い期間でしたが、当社の業務内容を体験・学習して頂きました。
エスケイ産業株式会社様が、創立50周年記念のご挨拶に来社されました。写真は、創立記念品のクリスタル時計です。
○インドネシア市場調査
インドネシアの市場調査として、7月5日より石塚専務、三浦部長、安田部長、菊池常務が現地に滞在し、調査を行なっています。実りある調査となるよう、活動を全社員でバックアップしましょう。「チャレンジ!」



アーク溶接の部
一級電気機器組立て技能士
4月23日から4月29日まで倉部社長と石塚専務が訪問した、タイ王国及びインドネシア共和国の報告会が、課長以上を対象に5月12日(土)に開催されました。
3月3日に開催された第58回秋田県溶接技術競技大会の表彰式が、5月25日(金)メトロポリタン秋田で挙行されました。今年度の大会では、念願でありました優秀事業所賞を3年ぶりに奪回することができました。優秀事業所賞の受賞条件は、各企業の出場選手全員が上位の成績をおさめなければ受賞できません。すなわち企業の技量レベルが問われる賞でもあります。参加選手の皆さん、お疲れ様でした。
個人賞では斉藤秀一さんが被覆アーク溶接の部で最優秀賞、同部門で小野美秋さんが優秀賞、半自動溶接の部では金喜良人さんが優秀賞を受賞しました。なお、斉藤秀一さんは10月宮崎県で行われる全国大会に秋田県代表として出場します。 全国でも入賞を目指し頑張ってください。
4月25日(水)に、優良従業員表彰が行われ、篠田博信さんと市川俊和さんが受賞しました。
16時より、全社員で春の大清掃を行いました。今回は特に、工場外回り、前庭の草取り、中庭の清掃を行いました。
大館市立下川沿中学校生徒3名、先生1名が職場体験に来社し、日本精機の業務内容について学習して頂きました。
4月2日平成24年度、入社式が挙行されました。新入社員の宇佐美隆行さんと山岡大志さんに倉部社長より、「社員として第一歩を踏み出すに当り、日本精機は一昨年で70年を迎えた県内でも数少ない永い歴史と実績を築き上げた、お客様の信頼を原点とする伝統の会社であります。お二人においては、これからの日本精機を担う戦力となるよう期待していますので、大きく羽ばたいて育っていってくれるよう望みます。」と激励の言葉が贈られました。
入社式に引き続き、新年度を迎え全体朝礼が行われ、倉部社長よりお言葉を頂きました。『中長期経営計画5年がスタートし1年が過ぎました。昨年度は東日本大震災の影響もあり、受注状況も大変厳しい年でありましたが、前半2年間の最大の目標を皆さんで達成しましょう。今年度の経済はここ2~3年に比べると相当大きくよい方向に向かうのではないかと思います。このような背景を見越して、今迄以上に経験したことのない仕事が増えると予想されるので、当社ではその対応のため組織改正をしました。また、機械設備としては新たな複合旋盤を導入することにしました。合わせてIT関連のソフト、ハードを入れ替え更新することにしました。今年度は「全社一丸となって全てのものにスピード感を持って、総力戦で臨む」ということを合言葉にし推進していくこととします。
4月の全体朝礼で永年勤続表彰が行われました。表彰された方々は次の通りです。
新入社員の宇佐美社員、山岡社員より、だるまに目を入れてもらいました。
創業72年を迎え、石油資源開発㈱ 国内事業部 秋田鉱業所 井上所長より「インドネシア雑感 石油開発を通して」と題し記念講演をしていただき、貴重な体験談を含め楽しいお話しありがとうございました。社員一同、創立時の熱い思いに、感謝した1日でした。

16時から社員全員で観桜会を行いました。
今回はオリフィスフィッティングについてお話します。オリフィスフィッティングは天然ガスが流れている管路にオリフィスプレートを入れて流れを絞ると、その前後に差圧が発生します。
井戸から出て来る油・水・天然ガスを分離するセパレーターの改造で缶体内部洗浄ノズルの噴射テストが3月7日に行われました。製作した噴射ノズルに水道ホースを直結し、元バルブを開けた瞬間に29個のφ3mmの穴より勢い良く水が吹き出して大成功でした。本来はセパレーター内部で起こっている光景を、今回確認することができました。
3月2日(金)に渡部政春講師による「ネジ込み配管作業の注意事項と作業手順」と題して、第三回マイスター講習会が開催されました。今回は中屋社員と伊藤(正)社員と清水(一)社員の3名が受講しました。第3回目の講習とあって課題も高度になり受講者は渡部講師の説明を食い入るように聞いていました。
また、3月17日(土)には、藤原アドバイザー講師による「塔そう類関係・設計編」の講習会が行われました。営業技術開発Grの講習会は第6回目で今年度最後でした。
JR秋田支社・秋田車両センターより、C57型模型蒸気機関車ボイラー(1/8スケール)の受注を受けました。1989年(平成元年)に製作した当時の図面が残っていたので、再利用しようとしましたが、現在の規格と合わない所が多々あったため苦戦していました。製作現場も火室部分の製作は手作り工房のようにプレスで圧したり、ハンマーでたたいたりなど、大分難儀をしていました。3月14日には秋田労働局立会の構造検査を無事合格し、3月26日に納品しました。秋田車両センター様は5月のイベントにデビューさせる予定で組付け作業を行うそうです。ご安全に!
『~高い技術力でエネルギーの地産地消化への挑戦~ 再生可能エネルギーへの関心が高まる中、地熱発電は、天候や自然条件などに左右されやすい太陽光や風力などに比べ安定供給が可能で、資源量も多く期待できる電力源。特に、本県は地熱発電の賦存量が全国有数で、既に3つの地熱発電所があり、4つ目の計画が進行中だ。環境アセスメントに始まり、稼動まで10年程度の期間を要するなど、事業化は容易ではないが、当社の技術が「エネルギーの地産地消化」に役立っていることを誇りに、工作機械分野ともども、挑戦する気概を持って地域産業に貢献し続けたい。代表取締役倉部稲穂』(抜粋)
2月24日(金)に組立工場においてマイスターによる講習会が行われていましたので取材しました。今回の講習は「ネジ込み配管作業の注意事項と作業手順」と題し、講師は渡部政春さんでした。ねじ込み配管作業の講習は今回が2回目の開催で、受講人数は6名でした。講習内容は、ネジ切盤(チーザー)の使い方の説明の後、実習として実際に1/2Bのパイプにネジを切ってみる、最後にネジを切ったパイプの繋ぎ込み方を教わっていました。
2月16日~20日の日程で、倉部社長と石塚専務がインドネシア視察に参加しました。お客様の現地支所や、現地の会社の方々との面談を行い、インドネシア文化にも触れてきました。今回の視察は、我社の将来にとって貴重な体験であり、大変意義のあるものでした。
第四回、社内コンクールをアークの部4名、半自動の部2名参加で開催しました。今回の大会は3月に行われる、第58回秋田県溶接技術大会への出場権をかけた最終社内大会であり、出場選手は気合い十分で臨んでいました。県大会に選抜される皆さん、頑張ってください。
清水一秀さんが、第一種電気工事士試験に合格し、2月1日の全体朝礼で表彰されました。おめでとうございます。
1月14日に石油資源開発㈱ 吉井鉱場より中圧セパレーターの改造のため工場に搬入されて来ました。ネームプレートを見ると製造年は1973年で製作から39年も経つ製品でした。

1月27日、バドミントン元世界チャンピオンのヌヌン・スバンドロ様が、インドネシア情報の提供のため来社されました。現在は㈱北都銀行・法人企画部アジア戦略支援室でご活躍されています。ヌヌン様からは色紙にサインを頂き、食堂に掲示していますので是非ご覧下さい。
例年の3倍の積雪になっている秋田市。除雪班を中心に毎日のように除雪作業が行われています。皆様お疲れ様です。今年は大寒波に続けて襲われています。長い冬になりそうです。

厳冬期の中、男鹿市福米沢にて配管工事を行いました。工事は3線60m引替(4インチ=2線、3インチ1線)でプラントGr.で行っています。

平成23年度前期技能検定において合格した中屋孝太郎さんと清水一秀さんが社内表彰されました。おめでとうございます。
2月1日、月初めの全体朝礼の後に、全従業員で落ち葉の清掃を行いました。構内にあるケヤキからの大量の落ち葉には毎年四苦八苦しています。この日は道路側溝を中心に行いました。寒い中、皆さんお疲れ様でした♪
12月22日、恒例のクリスマスケーキ抽選会(全従業員対象)が行われました。全6種類からの抽選、ご希望のケーキをもらうことはできましたか?(^^)
平成23年度、東北電力澄川地熱発電所、生産井SA-7配管工事(電気事業法)のうちY字管製作が終了しました。Y字管製作は「発電火力設備の技術基準」に従い製作するのですが、溶接施工法は勿論のこと、溶接作業者の技術評価、さらに設備に至るまで厳しく管理されています。また、溶接以外にも施工上高精度を求められている項目で開先加工があります。開先加工方法には、手作業で行うところと機械加工で行うところがあります。
今回の製品で機械加工による開先箇所は5面加工機(日立精機製F-22)で行いました。
1月22日、第37回秋田市技能功労者表彰式が行われ、生産管理統括部課長・伊藤博文さんが表彰されました。技能功労者は30年以上の経験と優れた技能を持ち、後進の指導・育成など他の模範になっているかたに贈られるもので、今回は伊藤課長を含め秋田市で9名の方が表彰されました。
11月10日、大仙市立協和中学校の生徒さんが、また、15日には就職活動中の大曲技術専門校の生徒さんが工場見学に来社されました。
11月14日に献血が行われました。今回は14名の方が対応くださいました。ご協力ありがとうございました。
11月25日、今年も恒例の”お鍋”が始まりました。第1回目はそば&うどん♪
客先の要望で弊社製品のインダイレクトヒーター フローコイルの改造工事を製缶工場で行っています。このコイルの材質は、SUS410Mo(マルテンサイト系)に耐食性を上げるため添加物を含有させている特殊な材料です。
このコイルの改造は以前も行ったことがあり、SUS410MとSM-13CRS-80、SM-13CR-80と25%Cr二相ステンレスの異種材の溶接施工確認も行っており、日本精機独自で適正な溶接条件を把握しています。
藤田明博さんと加藤亮太さんが参加した次世代輸送関連作業における「新材料加工技術に対応出来る人材」育成研修が修了。(9月3日~10月22日の金土日。計12日間) 『今回の研修では、B787の機体に50%も使用されているCFRP(炭素繊維強化プラスチック)の成形からドリル加工までを学びました。
10月17日、藤田明博さんと松橋聡さんが、永年勤続従業員(12年)として表彰されました。
通算3回目今年度初めての社内溶接大会が、9月29日開催されました。他の社員の競技状況を観察したり、溶接板を囲んで討論するなど技術向上をチームで行っていました。また、自分の番が終了した後直ぐに練習を再開する社員もいました。本大会まであと半年。